不動産×行政書書士Blog

不動産売買・不動産賃貸・不動産管理を行政書士の目線で解説するブログです!

土地を売る時、買う時、境界の確認は必須

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です!
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本日は、不動産の売却時に『境界確定と測量』が必要になるケースについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせて頂こうと思います。



以下ーー内は、2023年8月9日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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恐ろしい…「先祖伝来の不動産」の売却準備で、超めんどくさい〈境界確定・測量〉が必要となるケースとは?【相続専門税理士が解説】

高齢の親から相続した空き家を売却する場合、敷地の境界確定と測量が必要になるケースがあります。どのような状況で必要となるのか、また、実際の境界確定や測量の進め方についてもみていきましょう。FP資格を持つ、公認会計士・税理士の岸田康雄氏が解説します

先祖伝来の土地、土地の境界が確定せず面積が不明確なことも…

生徒:先日、私の母親が他界しました。私が実家不動産を相続したのですが、敷地の面積がわからないのです。どうしたらよいでしょう?

先生:まず、土地の登記簿を確認しなければなりません。最近購入された土地なら、面積は正確に登記されているはずです。ですが、築年数が古い建物の敷地や、先祖代々相続されてきた土地の場合、境界が確定されておらず、土地の面積が不正確な場合があります。

生徒:なぜ登記簿の面積が不正確なのですか?

先生:古い土地、とくに昔から家族で受け継がれてきた土地は、境界がはっきりしていないことがあるのです。境界が不明確では、買い手もどれくらいの面積の土地を買えるのか分からなくなってしまいますから、売買の際に問題が起こる可能性が高いといえます。

生徒:それは困りますね!

先生:また、都市部での固定資産税や都市計画税は土地の面積によって決まるので、間違った面積の場合、税金が違ってきます。そのため、正確な面積を知ることが大切なのです。

生徒:どうすればよいのでしょうか?

先生:まず「境界」をはっきりさせて、正しい面積を測るために「測量」をする必要があるでしょう。そうすれば、安心して土地を売却することができます。

〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/d888941b3cf3f2687d1a37864ac98bfa5d0fb107
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不動産の売買は、家や土地などの大切な財産に関わるものです。
このとき、境界確定が必要なのは、次のような理由があります。

まず、境界確定や測量は、不動産の所有範囲を明確にするために必要です。
例えば、隣人との境界が曖昧で揉め事になったりすることを防ぐためです。
境界がはっきりしていれば、自分の所有地の範囲や面積が明確になります。

また、売主と買主が不動産の取引を行う際、正確な所有地の範囲を知ることは、公平な価格設定や交渉の基準となります。
境界が定まっていないと、実際の土地の広さも曖昧になりますので、適正な価格を決めるのが難しくなります。

さらに、将来のトラブルを未然に防ぐためにも境界確定は大切です。
例えば、建物を建てる際、法律で境界から◯◯mを限度に外壁を後退させなければならないという規定があります。(外壁後退距離制限)
境界確定がされていないと、後で建物の外壁後退距離制限が守られていないことが判明し、建物の移動や取り壊しになってしまうといった大きな問題が生じる可能性があります。

要するに、不動産の売買においては、境界確定が所有権の保護や公平な価格設定、将来のトラブル回避など、さまざまな面で重要な役割を果たします。
売買取引の前には土地の測量や境界確定をきちんと行うことが大切です。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いします🤲

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