不動産×行政書書士Blog

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中古戸建て購入時に『メンテナンス状況』をしっかりと把握しておくべき理由

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、中古戸建てを購入するときの注意点などについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年2月9日(金)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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雨どい外れ、壁紙はがれ、給湯器故障 2500万円の中古戸建ては「安かろう悪かろう」40代女性の後悔

みなさんは家を購入する時はどういったところを重視しますか? 住宅の性能なのか、立地なのか。もしくはデザイン性なのか。人それぞれ変わってくると思います。その中でも「金額」は多くの人が気にせざるならないところ。しかし金額が安いという理由だけで購入すると、いろいろ後悔してしまうことがあるようです。

〜中略〜

ーー中古戸建てを購入するときの注意点はどういったところでしょうか?

中古戸建てはマンションと違って修繕積立金を集めて、管理会社によって修繕されていくわけではありません。購入するときは部屋の内装よりも、家の持ち主が「どれだけ家のメンテナンスをしてきたか」などについてヒアリングするようにしましょう。

また、設備機器は中古戸建ては交換されていなければ、壊れたら自分で交換するしかありません。給湯器などがどのくらい交換されてないかなども聞いておくと良いかもしれませんね。

◆川本麻登(かわもと・あさと)アルファホーム名古屋株式会社 マンションコーディネーター

(まいどなニュース特約・ヨシダ コウキ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e51fa8c2fc3355292c4fe936a7db2773f8b9de99

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確かに中古戸建てを購入する場合、『価格が安い』というメリットはありますが、『住み始めてから不具合が見つかる』というデメリットもあると思います。

売主が宅建業者の場合は、売却後2年間を超えるまでの間、売主の『契約不適合責任』を免責には出来ませんので、雨漏りやシロアリ被害など物理的な瑕疵等についても、売主に責任を問うことができます。

ただし、引渡し時には問題なく動いていた給湯器など設備機器が、半年とか1年後に経年劣化により故障した場合は、買主側で対応するしかないかも分かりませんね。

という事で、中古戸建てを購入する際には、建物のメンテナンス状況を確認することが重要になります。

適切なメンテナンスが行われているかどうかを把握することで、将来の修繕費用や安全性の問題を予測し、資産価値の保全にも役立つからです。

まず、メンテナンス状況を確認することで、建物の状態を正確に把握できます。屋根や外壁、配管などの重要な部分が適切に保守されているかどうかを確認することで、将来的に必要な修繕やリフォームの費用を予測することができます。これにより、購入後の予算計画を立てる上で役立ちます。

また、適切なメンテナンスが行われているかどうかは、建物の安全性にも関わります。電気配線やガス配管の劣化、建物の構造的な欠陥などがあると、火災や崩壊などの危険が生じる可能性があります。メンテナンス状況を把握することで、これらのリスクを事前に防ぐことができます。

さらに、適切なメンテナンスが行われている建物では、快適な生活が出来ます。断熱材の劣化や窓の密閉性の低下などがあると、冷暖房費が増加したり、快適な室内温度が保てなくなることがあります。メンテナンス状況を把握することで、居住環境の質を向上させることができます。

最後に、適切なメンテナンスが行われている建物は、資産価値の保全にもつながります。放置された建物は劣化が進み、価値が低下しますが、きちんとメンテナンスが行われている建物は資産価値が保たれやすくなります。将来的に売却する場合には、良好なメンテナンス状況により有利になります。

以上の理由から、中古戸建てを購入する際には、価格や立地条件だけでなく、メンテナンス状況も重要な要素として検討することが必要です。しっかりと確認を行い、安心して新しい住まいを手に入れましょう。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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