不動産×行政書書士Blog

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家賃と同額程度の住宅ローン返済額、現在より所得が増えて行くのならば問題は無いが…

おはようございます☀😃
不動産系サラリーマンをしながら行政書士登録も受けた仕事人間の近藤です。

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本日は、家賃と同額程度の返済額で住宅を購入することについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことについて書かせていただきます。

 

以下ーー内は、2023年12月29日(金)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

ーーーーーーーーーー

「家賃と同額程度の返済額で住宅を買えます」 家賃と同じくらいの住宅ローンは危険でしょうか?

「家賃と同額程度の返済額で住宅を買えます」という不動産広告を目にすることがあります。毎月の返済額が家賃とほぼ変わらないなら、ローンで住宅を購入しようと考える人もいるでしょう。 しかし、住宅ローンの利用や住宅の所有に当たっては、賃貸とは異なるさまざまな費用がかかります。本記事では、住宅ローンを組んで住宅を購入し、所有する場合の注意点について解説します。

〜中略〜

住宅の所有に伴う必要経費
住宅を所有することによって、賃貸住宅では必要がなかった費用が新たにかかります。

1. 固定資産税・都市計画税

土地や家屋などの不動産を所有すると、固定資産税と都市計画税が課税されます。税額は、固定資産の評価額(課税標準額)に固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%(市町村により異なる)の税率を掛けて求められます。

ただし、新築住宅では特例により、固定資産税が3年間(マンション等の場合は5年間)は2分の1に減額されます(※4)。特例の適用期限は、令和6年3月31日です。 また、住宅の所在地によっては都市計画税が課税されない場合があります。

2. 管理費と修繕積立金

マンションを購入して居住する場合、毎月の管理費と大規模修繕の費用に充てる修繕積立金を支払う必要があります。

5年に一度行われる国土交通省の「マンション総合調査(平成30年度)」によると、全国のマンションにおける平均額は、管理費が月額1万5956円、修繕積立金が月額1万2268円となっています(※5)。

なお、一戸建て住宅であっても、将来の修繕に必要な資金を自分自身で積み立てておく必要があるでしょう。

〜中略〜

毎月の返済額が家賃相当額であれば、住宅ローンで持ち家が手に入ると安易に考えることには注意が必要です。

なぜなら、住宅の購入では物件の価格に諸費用を加えた購入価格を支払う必要があり、住宅ローンの借入金利を低く抑えるためには、購入価格に対して十分な頭金を準備する必要があります。さらにローンの返済以外にも、住宅の所有に伴う税金や管理費・修繕積立金といった経費が生じるためです。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/e91b351031e4021774d96e15caa7270c260314bf

ーーーーーーーーーー

確かに、現在支払っている毎月の家賃を参考に、概算で住宅ローンの月々返済額と借入総額、返済年数などをシミュレーションしてみることは大事です。

ただし、住宅ローンが「変動金利」の場合、金利上昇リスクもあります。また、現在の様に物価の上昇幅に対して賃金の上昇が低い状況が続けば、月々の返済が苦しくなってくるのも当然だと思います。

最近は、諸費用を含めて住宅購入に関わる費用全額を住宅ローンで借り入れされる方も多いと思いますが、毎月の返済額を少しでも下げたければ、1〜2割くらいは頭金(自己資金)を用意したいところですね。

そして、以前の様に終身雇用・年功序列の働き方が変わりつつありますので、勤務年数が増えても必ずしも給料が増えるとは限りません。

現在の家賃額が苦しくなくても、子供の成長と共に教育費が増えたり、自分達の老後資金も少しずつ貯めておきたいとなりますと、住宅ローンの月々返済額は、現在の家賃額以下になる様に設定してみるのが無難ですね。

ただし、上記の様に、働き方が変化していることはプラスに捉えることもできます。会社によっては副業が可能になるなど、少しずつですが、各個人次第で所得を増やすことができる環境が整って来ています。

副業だけではなく、株式投資や不動産投資に挑戦してみるのも良いかもしれません。

心配ばかりして、住宅の購入に後ろ向きになるのではなく、どうしたら現在の所得が増えていくのか、勉強し実践することが大切ですね。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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